【甲子園の舞台裏#1】沖縄尚学が夏の甲子園で初優勝!“初”づくしの大会を振り返る 

 今夏の全国高校野球選手権は、沖縄尚学高等学校が初優勝を果たし、歴史に残る大会となりました。今回は、この大会で話題となった「初」をいくつかピックアップして振り返ります。

 

1. 大会中の辞退

 今大会では、チームの辞退という異例の出来事もありました。SNSの普及も相まって、情報が瞬時に拡散され、大きな注目を集めました。今後の大会運営にも影響を与えるかもしれません。

 

2. 史上最遅・22時46分試合終了

 史上初めて、試合終了が22時46分という遅さになりました。教育の一環として行われる大会でありながら、運営上の判断も絡み、賛否両論を呼びました。

 

3. 開会式と試合運営の“新しい形”

開会式を夕方に
ナイター開幕戦
二部制の導入


 近年は熱中症対策が重要視されるようになり、選手だけでなく、応援団や観客を守る工夫が求められています。こうした背景から、試合時間や形式の変更が取り入れられました。

 

4. 見落とされがちな“審判”の負担

 私が特に注目したいのは審判です。

 審判はやっていて当たり前で、時にはジャッジを巡り批判の的になることもあります。

 

 試合中、選手は攻撃と守備を交互に行い、ベンチでクーリングする時間がありますが、審判は常にグラウンドに立ち続けます。しかも「動かない」と思われがちですが、実は打球やプレーに合わせて走ることも多く、体力的にも精神的にも大きな負担です。


 私自身、選手・監督として野球をしてきました。そして、教員審判として上位大会で審判をした経験もあります。そのとき初めて、審判にはフォーメーション・声かけ・サインなどの役割があり、一瞬の気の緩みも許されない重責を担っていることを知りました。

 

5. 野球を“別の角度”から楽しむ

「審判の視点」で野球を観たことはありますか?

違う角度から試合を見てみると、また新しい発見があるはずです。野球関係者の方は、ぜひ審判を経験してみてください。プレーや指導の視点が広がり、野球の奥深さを再認識できると思います。

 

 


【甲子園の舞台裏#2】指導者目線で見た夏

後日掲載予定です。